パラレルでリーマンですのでお嫌いな方はご注意を!
※性的表現有ります。というかそれだけですので・・・ご注意下さい。

 

 

 

 

 

'07/5/26 (中)

 

 

 

 

 

首筋を舐めながら胸を撫でて、下肢に手を伸ばす。

それだけでイルカは息を乱して、いやらしい吐息を漏らした。

静まり返った闇の中で、湯の揺れる音とイルカの吐息だけが耳に届く。

「ね、中でしよ?オレ逆上せて鼻血出ちゃいそう。」

イルカの声が漏れないように唇を塞いで囁いた。

「・・・鼻血出そうって・・・色気無いなぁ・・・。」

イルカが苦笑いを浮かべながら言うから、

「ほんとはね、イルカさんのエッチな声他の人に聞かれたら困るから。」

耳朶を緩く噛んで囁くと、イルカは肩を竦めて恥ずかしそうにした。

室内の浴室に戻り、シャワーの栓を思いっきり捻る。

勢い良く水が出て、忽ち湯気とシャワーの音に包まれた。

「これで大丈夫だから、いっぱい声出してね。」

寒くないかと問うと、イルカは熱っぽく潤ませた目でオレを見詰めて、平気だと頷いた。

夜の空気はまだ冷たくて、外は少し肌寒いくらいだけど、目の前のイルカを見ると体温が勝手に上昇した。

ぎゅっと抱き締めてみたら、イルカの体も随分熱い。

イルカもオレを見て熱くなっているのだろうか。

そうなら嬉しい。

抱き合って深いキスを繰り返した。

イルカはオレにしがみ付いて、必死でオレの荒っぽいキスに応えた。

腰を引き寄せると、昂っているのが分かる。

ちゃんと感じてくれている。

「壁に手を突いて立って。」

イルカを壁に向かって立たせて、後ろから抱き締める。

「足、もう少し開いて・・・。」

足を開かせて後ろに触れた。

前と後ろを同時に弄ると、イルカは苦しそうな吐息を漏らす。

息が荒い。

「大丈夫?痛い?」

「大丈夫。・・・んんっ!」

指先で後ろを広げると辛そうな声を上げた。

この体勢がキツイのか、イルカが体を強張らせるから指ですら思うように進まない。

これではとてもオレ自身を受け入れられないだろう。

オレは一度イルカから手を離した。

「カカシ、さん・・・?」

不安そうな声でイルカが呼ぶ。

「んー?ちょっと待ってね。」

水で濡らしただけの指が悪いのかもしれない。

ここは風呂場だ。丁度良い物があった。

オレはボディーソープをたっぷり手に絡めて、もう一度イルカに触れた。

入り口に塗り込みながらゆっくりと指を進める。

ボディーソープのお蔭でイルカもさっきよりは楽そうだ。

「あ、あぁ・・・。」

同時に前にも触れたら、イルカは首を反らせて声を上げた。

緩く腰を振り始める。

いやらしい姿。

「もうちょっと力抜いて。」

指を増やして奥を掻き混ぜた。

イルカもオレも、もうすっかり熱く昂って、ぐちゃぐちゃに濡れてる。

早くイルカの中に入りたい。

左手でイルカの前を扱いて。右手でイルカの後ろを犯して。

オレは堪らなくなって腰を押し付けた。

イルカの動きに合わせてオレも揺れる。

イルカの皮膚に擦れるだけでイってしまいそうに気持ち良い。

背筋にゾクゾクと快感が走って、気持ち良くて堪らない。

「ごめん・・・もう我慢出来ない。」

まだ中は狭かったけど、イルカの尻を抱えて強引に奥まで突っ込んだ。

「いっ!あ、あぁっ!」

「ごめんね。ゆっくり動くから。」

荒い息を吐き出しながらイルカは首を横に振る。

「大丈夫。平気、だから・・・もっと強くしてくれて平気だから・・・。」

そう言って自分から腰を振る。

「早く。カカシさん・・・。」

強請られるように言われた。

イルカは首を曲げて、自分の肩越しにオレと視線を合わせた。

その濡れた目が色っぽくていやらしくて。

頭に血が上る。

「イルカ・・・!」

「あ!あぁっ!カカシさ、んっ!」

腰を打ちつけながら前を握って、固く尖った乳首を指先で弄る。

イルカは背を反らせて良がった。

「気持ち良い?」

「ん・・・凄く。カカシさんは・・・?」

「オレも凄く良いよ。」

良かった、とイルカは嬉しそうに言った。

シャワーの音と、二人のつながる音と、二人分の荒い息。

それとイルカのいやらしい声。

色んな音が混ざり合う浴室。

普段と違う環境のセックスに、変に気持ちが昂った。

イルカもいつもより興奮しているように見える。

「ごめん。何か・・・オレもうイきそう・・・。」

イルカの背中にキスを落としながら情けない声を出すと、イルカは頷いて、

「オレも・・・もうイきそうです。」

と少し笑った。

そうして二人一緒に達した。

 

 

 

 

 

イルカの腹に腕を回して後ろから抱き締める。

ゆっくりと腰を下ろして、はぁはぁと荒い息のまま二人で床に座り込んだ。

暫くそうして呼吸を整えた。

イルカの放った白い液体が排水溝に流れ込むのをぼんやり見ていた。

オレのはまだイルカの中に入ったままだ。

「イルカさん。ちょっと腰上げて。」

イルカの腰を支えてやり、オレを抜いたらぐちゃりといやらしい音がした。

そのまま体を伸ばしてシャワーを手に取った。

イルカはオレにもたれてぐったりしてる。

「大丈夫?体辛い?」

「平気です、けど・・・何か凄く興奮しちゃって、熱くて・・・。」

後ろから顔を覗いて言うと、イルカは気恥ずかしそうに首を振った。

「良かった。オレも興奮したーあっと言う間にイっちゃったし。」

目を合わせると何だか照れ臭くて。二人で笑った。

「ここ座って。」

緩く胡坐を組んでイルカを上に座らせる。

「中の、出すから足広げて。」

後ろから膝の裏を抱えて足を広げようとすると、イルカに手首を掴まれて制止された。

「い、いいです!自分で出来ます!」

「いいじゃない。熱くて体ダルいでしょ?やってあげるからじっとしてて。」

強引に指を入れてそこにシャワーを当てると、イルカは息を詰めて黙った。

指を奥まで入れて掻き出すと、オレの放ったモノが次次と指を伝って溢れ出る。

さっき抜いた時に少しは流れたはずなのに。

どれだけ奥まで注ぎ込んだ、と苦笑いが零れた。

「・・・カカシさん。シャワー嫌だ・・・お湯、気持ち悪い・・・。」

「でもこの方が全部一緒に出て来るんじゃない?」

奥をグチグチと掻き回して耳元で囁いた。

「あっ!や、嫌だってば!」

「気持ち悪いだけ?」

「嫌だって・・・言ってるのに・・・!」

イルカは唇を噛み締めて悔しそうに言った。

呼吸が荒くなって、性器を緩く擡げている。

オレの指が奥を掻き回した所為で、また感じてしまったらしい。

「止める?気持ち良くない?」

「気持ち良いけど・・・恥ずかしい。さっきイったとこなのに・・・。」

そんなことを恥ずかしがるイルカが可愛くて仕方ない。

自分がイルカを感じさせてるなんて、嬉しくて仕方ないのに。

オレを喜ばせるだけなのに。

もっと感じて欲しい。何度でもイって欲しい。何度でもイかせたい。

イルカは分かってない。

恥ずかしがるその仕草も、煽っているようにしか見えないのに。

「もっと気持ち良くしてあげる。」

オレはシャワーを置いて、胸に手を伸ばした。

乳首を指の腹で何度も撫でると、だんだん固くなる。

後ろには指を入れたままで、もう一方の指先で乳首を摘んで、首から肩に唇を這わすとイルカは背を反らせて鳴いた。

「んっ、あぁっ!カ、カシさん・・・っ!触って・・・。」

チラリと視線を流すと、すっかり力を持った性器が小さく震えていた。

触って、と何度も強請るイルカが可愛くて、ふと意地悪な気分になってしまう。

「オレは手がいっぱいだから・・・イルカ、自分でして。」

「や、何で・・・!あっ!カカシさ・・・お願い・・・。」

後ろと乳首を弄られて、ぜいぜい喘ぎながらイルカは懇願する。

それでも触れずにいると、涙声に変わった。

流石に可哀想になって、イルカの手を取って握らせた。

「オレも一緒にしてあげるから・・・ほら、動かして。」

イルカの上から手を重ねて一緒に性器を扱く。

イルカは恥じらいながらも、強く握って上下に動かした。

オレの名前を何度も呼びながら、腰を揺らせて前を扱いて。

次第にイルカは夢中になっていって、オレが手を離したのにも気付かなかった。

「カカシさん、カカ、シさん・・・っ!」

まるで目の前で自慰を見せられているみたいだ。

オレは指でイルカを犯しながら、また胸へと手を戻した。

「可愛い・・・。」

項をきつく吸って、乳首を摘んで、指を奥まで入れて。

イルカは足を指先までピンと伸ばして、体を仰け反らせた。

「ひぁっ!あ、あっ!イく・・・!カカシさ、あーっ!」

イルカはオレの肩に頭を預けて、二度目の絶頂を迎えた。

ぜいぜい荒い呼吸のイルカが、オレの胸の中で弛緩していく。

急にぐったり力の抜けたイルカの体が、ずるずるとオレの腕から崩れ落ちた。

「イ、イルカさん?大丈夫?」

こう立て続けにイったら、そりゃーぐったりもするか。

心配になって慌てて引き摺り上げる。

頬を指先で軽く突くとイルカは薄く目を開けて、

「意地悪・・・。」

ボソリと呟いて、恨みがましく睨まれた。

良かった。元気そうだ。

それから、オレの股間に視線を流して指差しながら言った。

「どうするんですか?それ?」

そう。オレもそれを考えてたとこ。

イルカのあんな姿を見て、興奮しないわけがない。

オレのも今にも弾けそうなくらい大きくなってしまった。

「いやーははは!気にしないで!」

まさかこんな疲れきったイルカに突っ込むわけにもいかないので、後で一人で処理しようと思った。

「・・・仕方ないですね。オレがしてあげます。」

そう言ってノロノロ体を起こして、オレのを口でパクリと咥えた。

「わ、イルカさん!いいよ!体疲れてるでしょ?」

イルカの体を気遣って言ったのに、

「止める?気持ち良くない?」

さっきオレが言った台詞そのままで返された。

何だか抗えない強い口調で。

「いや、とっても気持ち良いです!是非お願いします!」

イルカの口で丁寧に扱かれて、オレは簡単にイかされてしまった。

ついさっきあんなにイルカの中に出したとこなのに、またイルカの口の中にたくさん出してしまった。

 

 

 

 

 

  →(後)

 

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イルカ先生お誕生日おめでとーーー(≧▽≦)
もう月替わっちゃったけど・・・。
うおー!やっぱエロいのは作っててすごい恥ずかしい!でも作りたい!
前後で終わりのはずが前中後で終わり〜予想以上にエロ場面が長くなっちゃって(笑)。
拍手ありがとうございました〜!

'07/6/9 葉月

 

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