遊びに来て下さってありがとうございます〜(^-^)
いちお『8、告白(ギャグバージョン)』の続きです。
初っ端から微エロですのでちょこっと下げてみました。
苦手な方はお戻り下さいまし。
大丈夫でしたらコロコロっと↓どうぞ〜vvv
22、甘味処
「あぁ、ん・・・っは、はぁ。カ、カシさ・・・ん、も・・・。」
「ん?もうダメ?」
「は・・・ふっ、お願い・・・。」
「・・・何を?可愛くお強請りしてみてよ。」
カカシの意地悪い笑顔を、イルカは薄目を開けて見た。
カカシの唇が触れていない場所は、今のイルカの体にはないくらい、たっぷり時間をかけて舐め上げられた。
腰は熱く浮き、下半身はカカシを求めて先走りを溢れさせている。
脳はフワフワして体はグチャグチャで。
「い、じわる・・・、も、い・・・いれて・・・。」
イルカは下唇を噛み締め、目を伏せた。
そんなイルカを見て、カカシは嬉しそうに体を進める。
「久し振りだから、いっぱいいっぱい愛してあげますからね〜vvv」
「う、っあぁ・・・!」
体に進入してくるカカシを感じ、イルカは心で叫んだ。
―い、いっぱいはいらねーーーっ!!!
「イルカ先生。『イルカ』って漢字で『海豚』って書くんですよ〜。」
「・・・・・・知ってますよ。」
散散喘がされて何度も何度もイカされて。
気怠くなった体をベッドに横たわらせ、ガラガラの声でイルカは答えた。
「だからね〜さっきも言ったけど、どんなでもイルカ先生はイルカ先生だし、『海豚』なんだし、豚になってもいいんですよ〜。」
豚になってもオレの愛は変わりませんからっ!!!
ね?って人差し指を天に向け、満面の笑みで言うカカシに、イルカは怒マークを額に浮かべながらも、ニッコリ微笑みかける。
―どんな理屈やねん!!!誰が豚やねんっっ!!!!!!
思わず関西弁で突っ込みを入れるイルカ。
「ありがとうございます。では、もうダイエットは止めて、我慢してた甘い物いっぱい食べますね。」
受付で鍛えたイルカスマイルを振り撒く。
―けっ!受付なめんな!
案の定イルカスマイルにやられたカカシは、頬をピンクに染めて再びイルカに手を延ばした。
「あ〜いっぱい運動して汗掻いたし、甘い物食べたくなっちゃいました。」
カカシの手を上手く避けながら、イルカは言う。
「ね、カカシ先生。甘い物買って来てくれませんか?オレしばらく動けないし。」
新しく出来た商店街の甘味処なら九時まで開いてるし。みたらし団子と、クリームあんみつと、冷やしぜんざいと、おはぎと、わらび餅と・・・。
言いながら上目遣いで見詰めると、カカシの喉がゴクリと動いた。
「もう遅いし明日買ってあげます。それよりもういっ」
「イルカ今食べたいvvv帰って来たらいっぱいイイコトしてあげますからvvvね?」
カカシの言葉を遮って言った。
ぎゅっと握った両手を口元に、猫撫で声に、上目遣いに。出来る限り可愛い子ぶって。
―おぇ〜!ア、アホだオレ・・・自分がキモイ・・・。
内心自分に嫌気を起こしつつ。
まぁ、イルカ以上にアホで、イルカにゾッコンラヴvvvなカカシには効果覿面なわけだったが・・・。
「はたけカカシ行って参ります!!!」
一瞬で忍服を身に付け、鼻息荒くカカシは出て行った。「約束ですよ!」と念を押すのは忘れずに。
静まり返った部屋でイルカはゆっくり身を起こした。
「い・・・っ!いた・・・。あんのエロオヤジ!アホ上忍!好き放題やりやがって!!!くっそ〜こっちの身にもなれってんだ!」
体の痛みに耐え、扉に向かってゆっくり足を進める。
―閉め出してやる!!!一人でイイコトしてろ!
暗がりの中、ひひひと笑い声も漏らし、中腰でフラフラ歩くイルカの姿は不気味だった・・・。
あと数センチで鍵に手が届く、という時、ガラっと扉が開いた。
「ありゃ。イルカ先生お出迎え〜?わ〜いvありがとvvv」
そこには、両手に重そうな中身の詰まったビニール袋を提げ、ヘラリと笑うカカシがいた。
―うっそ〜ん!早過ぎやんっ!10分も経ってないやんっ!
「ちょっと!頼んだ物全部あるんですか!?」
「もっちろんv甘味処開けちゃいそうなくらいたくさん買って来ましたからね〜vvv」
「・・・・・・・・・・・・。」
「ではでは!『甘味処うみの』本日開店〜♪ということで・・・早速一番美味しそうな店長さんをいっただきまぁ〜〜〜すv」
「はぁっ!?何言、い、いやぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
おわり
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・・・・・ギャ、ギャグって何だしょf^_^;
これをギャグと読んでいいのやら。う〜ん。
もうもう何も言うまい・・・(笑)。
最後までご覧頂き、ありがとうございました!
'06/5/14 葉月