※少しですが性的表現有ります。ご注意下さい!

 

 

 

11、バナナの皮 <オマケ>

 

 

 

 

 

うつ伏せになって薬を塗ってもらってたら、どんどん凹んできちゃって、イルカ先生に謝りまくった。

自分の不注意で甘い空気を台無しにしてしまって申し訳なくて。

雰囲気ぶち壊しにした上に薬まで塗ってもらっちゃって悪いなぁって。

「ほんとごめんね。オレ・・・カッコ悪いなぁ。」

「そんなに謝らないで下さいよ。オレは・・・カッコ悪いカカシ先生も好きですよ。」

イルカ先生は優しく笑いながら、アナタはオレの前でカッコつけすぎです、と言った。

カッコ悪い姿も情けない姿も、全部見たい、とも言った。

そっかぁ・・・オレはいいカッコしすぎだったんだ。

「はい。もういいですよ。」

薬を塗り終えたイルカ先生が言った。

「カカシ先生可哀想・・・災難でしたね。元気出して。」

そう言いながら慰めるようにキスしてくれた。

「災難、だけど・・・イルカ先生が優しいからちょっとラッキーv」

オレはキスを受けながら腕を伸ばした。

イルカ先生の後頭部に手を添えて、少し強く引き寄せた。

キスを深くして、舌を入れて。イルカ先生の唇を味わう。

「ふ、っ。・・・ダメですよカカシ先生!そんなことしたらその気になってしまいます。」

「その気になってよ。ね、しよ?」

「ダメですよ。腰痛めたトコなのに・・・。」

「平気平気。前と逆でイルカ先生が上になってくれたらいいじゃない。」

そう言ったらイルカ先生は顔を真っ赤にした。

「そ、そっ、んなこと・・・!」

「ん?恥ずかしい?」

小さく頷く。

その仕草にクスリと笑いが漏れた。

「この間はあんなに積極的だったのに・・・可愛いね。」

体を起こして、イルカ先生を抱き締めた。

それからキスをして、またぎゅっと抱き締める。

「ねぇ、したくない?」

耳朶を軽く噛んだら、イルカ先生は肩を竦めながら薄目でオレを見た。

その瞳には熱っぽい火が含まれて、うっすら濡れている。

イルカ先生は黙ってオレを押し倒した。

 

 

 

 

 

「これは?気持ち良いですか?」

先端を執拗に舐めながら、根元をゆっくり扱く。

イルカ先生はオレの股間に顔を埋め、上目使いでそう聞いた。

堪らない。このシチュエーションが。エロい。

オレのはもう完全に臨戦状態で、バッチコーイ!な状態だ。

「イルカ先生のこっち頂戴。オレもしてあげるから。」

イルカ先生は赤くなって躊躇ってたけど、

「おいで。気持ち良くしてあげるから。」

オレがそう言ったら渋渋腰を上げた。

イルカ先生のアソコも力を持ち始めていて、先端には蜜を溢れさせていた。

それを咥えて扱いて、空いた手で後ろを解す。

イルカ先生は気持ち良さそうな甘い声を上げる。

「イルカ先生、気持ち良い?」

「ん、・・・それっ・・・あぁ・・・。」

「どれ?両方?」

咥えながら後ろを指で犯す。

「それ、それ・・・っん!や・・・も、気持ち良すぎる・・・!」

イルカ先生はオレの太ももにしがみついて、引っ切り無しに声を出した。

オレのはほったらかしにされてる。

それでも、イルカ先生が可愛いから手を止めなかった。

「あ・・・あっ!・・・カカシせんせ、もう・・・。」

「欲しい?」

イルカ先生は恥ずかしそうに頷いて、体勢を変えた。

オレの上に馬乗りになって、ゆっくりと腰を沈めていく。

「・・・入った、ね。」

「ん・・・は、あぁ・・・あ、んっ!」

イルカ先生は夢中で腰を振った。

「あっ、あ・・・カ、カシ先生、腰・・・平気・・・?」

「ん・・・平気。もっと好きにしていいよ。」

行為に夢中になってるかと思いきや、オレの腰のことも忘れてなくて気遣ってくれて。

こういうトコが凄く好きだ。

優しいなぁ、可愛いなぁって思う。

オレは手を伸ばしてイルカ先生の性器に触れた。

ゆっくり上下に動かしてやると、蜜が溢れ出す。

「あ、んっ・・・カカシ先生・・・もっとぉ・・・。」

先端を親指で撫で回すと、イルカ先生がもっとと強請る。

「・・・これ、は?好き?」

左手で根元を扱いて、右手で先端を弄って。

「ん・・・好き、好き・・・あ、んっ!」

先端から溢れ出る蜜がオレの手を濡らしていった。

イルカ先生は激しく腰を揺らして、悦びの声を上げ続ける。

手の中の性器は、もう絶頂間近。

オレは体を起こしてキスをした。

舌を絡めながら下から突き上げる。

「あっ!ダ、メ・・・!カカシ先生!腰・・・んっ、腰が・・・!」

「これくらい平気だから・・・。」

手の力を少し強くしてやると、イルカ先生は甘い声で叫んだ。

「あっ、あっ!ん!イく、も・・・イ、く・・・っ!」

「ん・・・オレも。・・・一緒に。」

オレとイルカ先生は一緒にイった。

抱き合って息が整うのを待つ。

二人のハラは白い液体でぐちょぐちょだ。

「ねぇ・・・イルカ先生。オレがイルカ先生のこと大好きだって知ってる?」

頬擦りをしながら問う。

汗ばんだ肌の感触が妙に心地良い。

イルカ先生は熱の残る瞳を細めて可愛らしく笑って、

「知ってますよ。じゃぁ、オレがカカシ先生のこと、好きで好きで堪らなくって・・・。」

そう言いながらオレをぎゅーっと抱き締めた。痛みを感じるくらい強く。

「こんなに好きだってこと知ってました?」

「そうなの?それは初耳。」

視線を絡ませて少し笑って、その後、軽くキスをした。

大好きですよ、のキスをした。

 

 

 

 

 

  おわり

 

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早良さんのお言葉から作ってしまったオマケv
あの後はこんな感じですv
そうです!カカイルに禁欲なんてありえません!(笑)
最後までご覧頂きありがとうございました!

'09/4/29 葉月

 

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