9/16 AM6:00
一つ歳を重ねた誕生日当日の翌朝。
9月16日午前6時。
誕生日を切っ掛けに大きく変わったことが一つ。
それは腕の中に愛しい人が居ること。
「酒くさいついでに汗くさくなることしてもいい?」
そう言ってカカシはイルカの体を弄り始めた。
上着を捲し上げられたイルカは焦って抵抗する。
「ちょ、ちょっと!何してんですか!こんな朝っぱらから!」
「んー?気持ちいいことv」
「わぁっ!オレ、今日仕事なんで・・・!」
身を捩って逃げようとするが、カカシの手は止まらない。
背後から抱き締められる形になり、胸をカカシの手が滑る。
項を吸われカカシの熱い息が触れ、イルカは体の芯が熱くなるのを感じた。
「仕事昼からでしょ?最後までしないから・・・。触るだけ・・・お願い。」
「・・・ふ、っ。」
耳朶を舐められて息が上がる。声が漏れた。
カカシの手が下半身へ伸びる。
「イルカ先生勃ってる。」
クスリと笑いを含んだ口調で言われて、羞恥でカァと顔に熱が集まる。
「せ、生理現象ですーーーっ!あっ。」
布越しに熱くなったソレを優しく揉まれて、背筋がゾクゾクするような快感が走った。
腰が熱い。背に感じるカカシの熱も大きく熱くなっていた。
「このまま出したら気持ち良いよ。ねぇ、こっち向いて・・・イルカ先生。」
やっと気持ちがハッキリしたばかりなのにとか、両思いになったばかりでとか、イルカの固い思考を解すようにカカシは快感を与える。
お願い、触らせて、と何度も耳元で強請られて観念した。
振り返ると嬉しそうに笑みを浮かべるカカシと目が合った。
「わ、分かりました!誕生日だからオレが触って差し上げますっ・・・!」
「え、いや、オ」
カカシの言葉をキスで遮り、強引にズボンを引き下げる。
猛った性器を取り出し緩く扱くと、カカシが息を詰めた。
目を細め、切な気な表情を浮かべる。
「カカシ先生・・・気持ち、良いですか?」
「い、良いんですけど、な、何か望んでたのと違・・・あっ!」
先端を指の腹で撫で回され、カカシはイルカの手を止めた。
「イ、イルカ先生!ほんとヤバいから・・・。一緒、一緒にしましょ!触り合いっこしましょ!」
「いや・・・、恥ずかしいから結構です。」
そう言って手を進めようとするイルカを慌てて止める。
「わー!オレのが恥ずかしいからっ!ほら、誕生日でしょ!オレのお願い聞いて!」
嫌がるイルカを何とか説き伏せて、触り合いっこの許可を得た。
頬を染めて瞳を潤ませて、「カカシせんせぇ」と熱っぽい息を漏らすイルカに、カカシはこの上なく興奮した。
いくらもしない内に弾けて、イルカも後に続く。
初めての触り合いっこはあっと言う間に終わりを迎えた。
短い触れ合いが物足りなくって、「続き早くしましょうねv」とイルカに言うと、
「・・・来年の誕生日プレゼントということで。」
と意地の悪い答えが返って来た。
腕の中の冷たい恋人をその気にさせる方法を悶悶と考える、そんな誕生日翌日の早朝。
おわり
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あれ・・・誕生日当日はラブラブやったのに(笑)。
頭の中にある時はラブラブだったんですけど・・・(^-^;
男の人って朝○ちの状態から出したらすっごい気持ち良いって聞いたんですけどほんと?
って誰に聞いてんだか!意味分かんない人すんません!下ネタですんませんっ!!!
最後までご覧頂きありがとうございました〜!
'06/11/5 葉月